ワーカーズ・ダイジェストの感想。

仕事をしている人が読むと、「わかる、このネタ」というものが出てきます。
同僚の女性が理由もわからず冷たくなったり、自分がしたミスではないけれど客の理不尽な怒りをぶつけられたり、転職を考えてみたり、休みの日は何もしなかったり、通勤中、面倒なことを考えたり。
それでも、この小説はそんな風景と折り合いをつけて、割り切って前に進めるものだと思います。
偶然、名字・年齢・誕生日が同じ男女が冒頭で出会うのだけど、すぐに進展もなく、それぞれの視点で物語が進みます。でも、ふとした瞬間「あの人」はどうしているだろうかって思い出すのです。


舞台が関西なのもいいですね。駅の名前が馴染みのものがでてきます。
文庫版に同時収録の「オノウエさんの不在」もよかったです。
仕事ができるオノウエさんが急きょ、いなくなるという噂を関連のある三人が探る、というものです。
酷い職場でも、ひとりこういう人いますよね。

最近、文章書いている時間が少ないので、日記だけでも更新していこうと思います。
師走ですね。
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