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舞台「さようなら、同居人」を観てまいりました。

日曜日、月嘩二回目講演である「さようなら、同居人」を大阪の十三「103劇場」まで観に行ってまいりました!
こちらの作・演出・web管理をされているサワムラヨウコさんは創作仲間なのです。イベントで本を買わせていただき、わたしが作品に感動して感想メール送ったことから交流が始まりました。
こちらがサイトです→りそうのせかい

昨日は朝から用事をすませまして午前中に電車で向かいました。鶴橋から環状線で大阪駅、そこから阪急電車に乗り換え、十三へ。昼くらいに大阪駅ついたので、昼飯を先にとることにしました。
パンを適当に選んで席はセルフになっている気軽に入れるお店があったのでそこで軽食をすませ、手土産を買うことにしたのですが、手頃なのが見当たらずしばくらうろうろしてました。ロールケーキやシュークリームは腐りますからね。
でも普通のクッキーに落ち着きました。しかし、もうちょっとなんかなかったかなーと思いながら、二時くらいには十三にいました。とりあえず劇場の場所を先に確認しておかないと不安だったので、サイトにリンクしてあった岩田麻里さんのわかりやすい写真つきの道案内をみていきました。これなかったらすんなり見つけられなかったかもしんないです。
助かりました。
ともあれ、すぐに見つけたので商店街にあるミスタードーナッツで時間をつぶすことにしてました。本を持ってこなかったのが悔やまれます。あまりお腹減ってなかったのですが、ポンデリングは入ります。あとクリームのなんか頼みました。
そこで暇つぶしにスケジュール帳を開いてシフト表をみながら、早出の確認してました。
六月結構早出があることに気づき憂鬱になりました。
あまり携帯を触っていると帰りに電池なくなる可能性あったのでしばくらぼーっとしてました。不審に思ったのか近くにいたお兄さんが端っこの席あいたら移動しました。隣りの席との距離近すぎですもんね。
わたし、不審者に近寄られることないんですよ。たぶん、怪しいオーラが漂っているからですね。わかります。

さておき、二時半くらいになったので席をたちました。近くにおしゃれな女の子たちがお話してまして、二時半くらいには来てって言われてたけどたぶん大丈夫よね? みたいなことを言っていたので舞台を観に行くのだと確信しました。
お知り合いが舞台をされているのですしょうか。声はかけられませんでした。一人だしね!
彼女たちはもう少しゆっくりされているようですが、私は先に向かうことにしました。

それにしても早すぎだろうかと迷って近くの公園で時間調整してました。公園ではサラリーマン風の男性がのんびり、近所づきあいっぽいおじちゃんらとおばちゃんらが談笑してました。平和だなあと思いました。
気持ちのいい公園でしたが動いて、確認してあった劇場に行きますと前には案内の人が立っていました。
エレベーターまで案内してくれのですんなり入れました。チケットを(予約してますが)持ってないことを言うと丁寧に説明してくれました。ありがとうございます。

4階に行きますと受付してまして、事前に聞いていた服装にあてはまるサワムラさんを確認!5、6年ぶりです。ほとんどネット交流だったので(笑)
通されますと既にお客さんがたくさん座ってました。20~30人くらい入るんですかね。段々になってまして、わたしは入り口に近いほうに座りました。舞台が近くていいですね。

本番前に前説を別キャラがしゃべっているのがおもしろかったです。自然な大阪弁でした。携帯はマナーモードでも不可だよと言っていたので慌てて電源きりました。これに出てきたキャラはサワムラさんの小説に関連しているといった仕掛けつきー。

扉をしめて照明を落とすと本当に真っ暗になりました。始まる前どきどきましたよ。
スクリーンに映像が出されてオープニングが流れました。映像編集も大変だったでしょう。歌が流れたのですが、こちらは最近知り合った方がたまたま歌手だったということで使用されたそうです。いや、でも違和感なかったのですごい偶然ですね。最初からその曲でいくことが決まっていたかのような??

さっそく舞台が始まりました。あらましをざっと説明しますと、「野添将彦」という冷凍食品の配送担当の男の子が失踪したことから物語が始まります。いつも笑顔がさわやかで、パートのおばちゃんから人気の男の子。
野添と同じ系列会社の同期、林元(イム・ウォン)は課長(女性)に頼まれたということで実家のアパートまで探しにくるんですよね。するとそこには野添の彼女、長谷川絹糸(はせがわおたる)が勝手に窓から侵入して(!)彼を待っていたのです。で仕方なくイム・ウォンも待つことに決めたのですが、自分しか見えない着物を着た女の子がいてビビります。
この絹糸さんとイム・ウォンとのやり取りがコミカルで楽しい。
この足をしばってじっと動かない女の子、座敷童子という役なんですが、これがちょっと違うようなんですね。
演技力のなせる業なのかちょっと不気味でかわいいのがすごいです。幽霊っぽい。

で、野添の叔母が悪霊たいさーんとばかりに部屋に乱入してきます。野添が住むアパートの大家。野添はわけありでこのボロアパートが実家のようでそうでない。普段は冷凍食品会社の寮にすんでいたので幼少期はここで過ごした程度。
だから何もないわけですね。少ないセットですませているのですが、殺風景で生活感のない寂しい畳の部屋が浮かびました。この叔母と名乗る人の登場で彼の過去が少しずつ明らかになっていきます。
叔母は祓いはできるようなのですが座敷童子が見えないようで全然違うところに向かって話しているシーンはおかしかったです。キム・ウォンだけは何故か見えるので突っ込むんですがね。
このアパートのシーンと会社シーンとあるのですが、会社シーンにでてくる菅洵太は野添とは飲み友達だったみたいなのですが、彼からも見えてこない「野添」。菅は野添の現彼女である絹糸とは昔付き合っていた。
元彼である菅に絹糸は「なんでも言うこと聞いて、自分を出さない、いつも笑顔ってことは無表情と一緒じゃない?」と相談したのです。
野添の会社の先輩も真下博見(ましたひろみ)も会社でしか知らないので情報がない。
菅と真下嬢との先輩後輩の合コンの話のシーンはリアルでした(笑)

途中、過去のシーンが交差します。舞台というのはセットをそこまで動かせないので過去や背景シーンの切り替えはなかなか難しいのですが、すんなり「小学校の教室シーン、蝉が鳴く暑い日に友人が自分を訪ねて来た日、ある日の会社のシーン」などが浮かびました。今、と過去の使い分けがすごく私は気になりました。うまい。

座敷童子は昔にも現れたことがあると叔母が話します。座敷童子はずっと10年くらい野添と一緒だそうです。彼女が消えると野添が帰ってくる。座敷童子は私に居場所はない、誰も私を必要としないと嘆きます。
過去シーン、鷲東令が小学校の頃の友人なのですが(この役の女性、本当に少年に見えました)このシーンのときは座敷童子が演じます。
どうして、キム・ウォンだけが座敷童子を見えるかのかも過去シーンが答えになってます。
小学校の頃、実は一緒だったんですね(ウォンは覚えていなかったのですが)そして野添は彼女のことがちょっと好きだんたすね。同じ会社に勤めているとき気付かれなかったのがかわいそうですね。

回想過去シーン、座敷童子役の子が野添を演じるのですが、野添に憑いているから座敷童子が演じてもおかしくないのか、それとも野添役が足りなかったからなのか、と途中まで考えてました。
野添と違って、もう非買である「レモン水」が飲みたいとわがままなことを連呼したり、どうしようもなく独りだって思ったことない? とキム・ウォンに質問したりする座敷童子。


泣きそうになったのが、野添=座敷童子に回想シーンかのように登場人物が台詞を言うシーンです。
ここまで行くと答えになってきますね。彼女がいると野添が帰ってこれない――つまり。

菅から自分だけシフト入っていたからと言って声かけられてなかったBBQ大会を後で知ったり、彼女である絹糸は菅に自分には言えない相談をしていたり、アパートに人が入ったから叔母から荷物を出されていたり、会社を休んでも先輩が代わりにそつなくこなしてくれていたり……みんな、悪気はないし、他意はないのですが、あれ、自分って誰かに必要とされているのかな? 必要とされたいな、笑顔でいなくちゃって思っちゃいますね。

孤独さと切なさが広がりました。
この舞台のテーマは「人は誰かに必要とされなければ生きていけないの?」です。
座敷童子は野添が捨てた「演じていない自分」なのではないでしょうか。作中でははっきりと「これ」と示さなかったのですが舞台をみた人にはなんとなく伝わったと思います。
座敷童子が「さようなら」と小さく言って暗転。ここで終わっても切なさの余韻に浸れるのですがエンディングのあとに後日談のシーンがあってほっとしました。

実は絹糸は冷蔵庫の営業だったんですね。野添は出てこないのですが、会えたのだろうと確認できてほっとしました。彼は無事、帰ってこれたんですね。

素敵な舞台でした。笑えるシーンもあるし、切ないし……そうそう。菅役の人が野添を幼少期、独身である叔母に預けにやってきたのぶ子おばさんの役を女装して演じていたシーンがおもしろかったです。
嫌味なおばちゃんを演じていましたが座るときにスカート関係なくまた開いて座り込んだのは演出ですねよね(笑)

なかなか腰の重たい私なのですが今回単独でも行って良かったです。
次も予定が合えば行きたいなあと思いました。初回講演の「タニマチカフェの給仕人恋のゴーカート 未来を想像して」が観れなかったのが悔やまれます。

わたしもうだうだ言ってられないなあ、がんばろーって思いました。
おや。雨が降ってきましたよ。







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