恋のドレスと白のカーテン

完結してしまった……それにしても良い終わり方でした!みんな色々あったけど幸せになったならそれでいいよ。人を好きになるっていうのは大変だけど素晴らしいことだ。


(感想ネタバレあり!)

長きに渡った恋のドレスシリーズがついに終わってしまいました……(ToT)
主人公のクリスはドレスを作る仕立て屋、シャーロックは生粋の貴族。身分差の恋物語はよくある話でしょ、と言われるかもしれませんが二人が「結婚」するまでが本当に大変で、よくある話の一言では済まされないです。
おまけに主人公のクリスの母親は闇のドレスを作り幾人も心を病ませてしまった暗い背景がある。
クリスは自分が仕立て屋であること、それに闇のドレスに幼いころ関与していたことを含めて自分が幸せになんかなっちゃいけないと思っていて中々ふんぎりがつかなかったのもある。
この物語は主人公カップルと同時に様々な人間模様も描いている。作者があとがきにも書いてあるようにパメラは助演女優賞だ。パメラがイアンと結婚できたのは本当に良かった。
彼女の生まれもわかって、最後まで作者はキャラの面倒をみますよね。
短編でのパメラが商館にいて、クリスと連れ立って逃げた話を思い出すと本当に泣ける。

主人公はクリスとシャーロックだとしても、この物語のキャラは確立していて、過去も現在も未来も繋がっている気がした。悩んで葛藤して選択して、かといってキャラの暴走はしていない。成長しているのです。
あまり描かれていないキャラもそれで消えたのではなくて、どこかで生きてるし、考えているはずと思える。
個人的にジャレットだけが寂しい去り方だったけど、これはこれで彼の生き方ですしね。
最後、ソフィアさんがしれっとしたことには驚きました。
まあ、丸く収めるにはそれしかないのか?でもクリスは社交界には入らずお針子として働いていくし。
シャーロックは車屋、クリスはお針子として認めた上で廃嫡させないというオチなのだろうか。ちょっと読みなおさないないと実は最後の選択が深くわかっていなかったり?

出席しないと思っていた家族やみんな集まって幸せそうな結婚式でした。
シャーロックが他の男と違うと自負していたにもかからわずクリスの衣装を見て動揺していたのには、笑いそうになりました。
エドが成長して驚くほど美形になっていたのはうなづけます。だいたい女装が似合うような美少年がやる気がだしたらね。シャーロックも危なかったですね。あと数年でも結婚遅かったらエドが本気でクリスに結婚を申し込んでいたような気がします。
祝福はしてくれてましたが(笑)


長いシリーズが終わってしまうのは寂しいものがありますが、また青木裕子先生の新シリーズを楽しみにしていよう。
これ、イギリスが海外ドラマ化したらいいのに。美形使ってさあ(莫大な製作費がかかりそう)

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