ZOOを見て。

昨日、小説家乙一の著書「ZOO」の映画をテレビで見ました。本当は録画してあったので見なくてもよかったのですが短編映画なので一話だけと思ったら結局全て見てしまいました。ネタは知っているのですがおもしろかったです。この作品「ZOO」という短編の映画化なのでいくつかの話をオムニバス形式でやる形です。
第一話「カザリとヨーコ」
双子のカザリとヨーコの話。片方は甘やかされて育つがもう片方は母親に虐待を受けているという内容。映画もそれなりに楽しめましたが入ってはいけない母親の部屋に入っているときのヨーコ(虐待を受けてる方)の緊迫した心情は小説だともっと細かく伝わってくるのでそこらへんが映画はいまひとつですね。内容は全く忠実なのですが。
第二話「SEVEN ROOMS」
この作品好きです。乙一っぽくて。どういうのが乙一作品かというと「切ないものかグロテスクか」ですね。いろいろなジャンルのかける方ですがこの人らしいのは以上の雰囲気をもつもの。
SEVEN ROOMSはグロテスクなものでした。いきなり目が覚めるとそこは一本の溝が通っているだけの窓のない部屋。姉と弟は後ろから殴られ監禁されたのだ。2人はそこから出られるのか・・・という内容。
短編のくせに長い映画のようですよ。溝を切り刻まれた人の肉片が流れてくるのですがそれがまた。気持ち悪いのがうまい。
第三話「SO-far」
ソファ。これはネタばれしたらおもしろくないのであえて内容は伏せておきます。
第四話「陽だまりの詩」これだけアニメーションなんですよ。最初はなんだか雑なつくり?かと思いましたが割と内容にあって綺麗だと思えました。これが一番楽しみでしたがうん、いいつくりかと。
第五話「ZOO」
タイトルの話ですがなんだか原作よんだときもあんまり記憶に薄く映画みててどうだったかなーって思っていましたが映画みても「ああこんな感じだったかなー」という感じでした。少し他のより印象が薄いです。
内容は主人公のもとに毎日送られてくる腐乱した死体の写真。犯人は誰だ・・・というものです。

この映画は賛否両論ですが私的にまあこんな感じかなっていう感想でした。別に嫌いじゃないです。
次回は「暗いところで待ち合わせ」を映画化するらしのですがこの作品、目の見えない女性と殺人犯として追われる男の交互の視点で語られるもので映画だとちょっと絵的につまらない気も。好きな作品なだけに見たいような見たくないような複雑な感じです。でもきっと見てしまうのでしょう。春には久しぶりに乙一の本が出るそうでそれも楽しみであります。

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