隠し剣鬼の爪

隠し剣鬼の爪、という映画を見ました。
これは藤沢周平というもう亡くなった作者なんですけど、それの映画です。この作者の著書で有名なのは「蝉時雨」でしょう(これも映画化)
それも見たいのですがその前にこの鬼の爪~を見たいなあと思って。
以前、たそがれ清平衛を見まして感動しましたしはずれはないでしょう・・・ええ、今回も感動しました。
だいたい「たそがれ~」とパターンは似ていたのですがポイントはタイトルにもあるように隠し剣でしょう。
主人公は平の武士なんだけど戸部先生というえらい先生の道場の門下生だった。で、隠し剣を先生から伝授したたった一人だった。

話を追っていくといつ剣の話になるんだろう、というくらいのんびりと話が展開していく。主人公のもとで小さいころからした働きをしていた女(松たか子)が伊勢屋にお嫁にいくこととなった。
気立てのいい子だったので主人公は幸せになってほしいと思っていたのだがある寒い冬の日ぼろぼろになった女と店で出くわす。
と思ったら音沙汰もなくなり心配になった主人公は伊勢屋にのりこむ。
(このシーン、好きです)姑の女にご飯を食べる暇もなくなるくらいこき使われていたのだ。それを機会に一生、主人公のもとで働こうと思っていた女だが身分の違いがそれをひきさく。んで里に返す・・・。
これが物語りの前半です。後半は主人公の友人が謀反をおこし主人公が疑われる。そんな折郷入りした謀反をおこした友人が逃げ人質をとった。上から命令され友人を斬りにいった主人公。
そこでは隠し剣は使わなかったけど最後に悪者に使うのです。
なるほど、な剣技。本当にありそうな感じです。神業ですが。
この著者の作品はとても見やすいということでしょう。
小難しくされてもわかりません。
必殺はみるけどね。
なによりオチがバッドエンドが多いなかこれはなかなかいい終わり方でした。カットも美しいしね。時代劇で優先してほしいのはカットだと思います。自然の綺麗なところで絵をとるかのように撮ってほしいものです。
ハリウッドや韓国映画ではできないカットがあるはずですから。
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